OSTグループ 代表

日本誇張法協会
銀座オステオパシーセンター
銀座オステオパシースクール・
銀座美容オステオパシースクール


OST代表 菅 昭良のブログ


【オステオパシー】
・オステオパシー誇張法・オステオパシー直接法
・CST(クレニオ セイクラル セラピー)
・内臓マニュピュレーション
・カウンターストレイン
・マッスルエナジーテクニック
・オステオパシー独自テクニック

【カイロプラクティック】
・ディバージファイバーテクニック
・ガンステッドテクニック
・トムソンテクニック・SOT(仙骨後頭骨テクニック)

【美容矯正(美容オステオパシー)】
・銀座美容矯正セラピストスクール美容矯正技術(創始者)



幼少の頃より、
誰もが抱える「死への恐怖」について、思索する。

人はどうして死を恐れるのか。
その恐怖から逃れる為にはどうしたらよいのか。

「死への恐怖を軽減したい」

それは個人の問題ではなく、
人々すべての問題だと感じ、医療の道を志す。

欧米伝来系の手技療法の技術を数多く習得する中、
オステオパシー誇張法の創始者である齋藤巳乗先生と出会い、
当時、事故のため正座も出来なかった足を、
たった一度の施術で改善させた手技療法「誇張法」に惚れ込む。

それまでに培った手技療法に加え、
齋藤先生直伝の誇張法をただ一人正当に引き継ぎ、
開発を重ねながら守り続けている。








「ごめんなさい、腰が痛くて座れないの」

バスで高齢のご夫人に席を譲った時、そう言って断られた菅先生は、 何も出来ない自分に悔し泣きをされたと言います。

自分に出来ることは、徹底的にやる。決して諦めない。

3.11の東北震災時、先生は真っ先に独自のルートを使い、現地で施術をされました。

放射能の恐怖から、ボランティアに向かう人はほとんどいない状況の中、 「誰も行かないからこそ、自分が行く」と即断されたのです。





己の危険を顧みず、改善させる事のみに徹する精神力と行動力。

窮地に置いて、どうしたら治せるのか。
過酷な現実に真っ向から向き合い、立っているのがやっとの疲労状態の中でも、黙って施術を続けた菅先生。





治すのであれば手段は何でもいいんだよ。
手技療法を誇示する為に施術をするのではないのだから……。
苦しむ人達に対して、ガタガタ能書きは言わずに結果を出す。



その姿勢は、震災時であろうとなかろうと、いかなる時も変わりません。

静と動を兼ね備えること。
治療は机上の空論ではありません。

静である「精神」と、動である「手技」が一体となって初めて、
自然治癒力を蘇らせる引き金となります。

常に「命」と向き合って来た先生はおっしゃいます。


とにかく諦めないこと。

医師がもう駄目だと言っても、家族がもう駄目だと思っても、
本人が諦めていない限り、施術師は諦めちゃいけない。

周囲が感じてる「死」への認識が、その方の魂を死へ追いやることもある。

「助かって欲しい」という想いから「この人は死ぬんだ」へと変化した絶望の想いを、 戦っている方ひとりに背負わせてはいけない。

世界中の誰もが「この人は駄目だ」と思っても、
自分だけは、助かること、助けることを確信して施術をする。

こんなバカが一人くらいいてもいいじゃないか。